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進路選択・大学生活・就職活動すべてをやり直したい私の失敗談。③

こんにちは、れいらです。

社会人2年目で1度目の転職、2社目を8ヶ月で退職、社会人3年目で3社経験。

失敗だらけの社会人生活を送ってきた私ですが、
現在はその経験を活かし、人材会社でキャリアコーディネーターとして働いています。

この記事を読んでくださっている皆さまには私と同じような失敗をしてほしくない

という想いのもと、数々の失敗談を赤裸々に綴ります。

エピソード4:【就職活動】

昔からずっと、一般企業で働く自分の姿をイメージすることが出来ませんでした。

小さい頃から、負けず嫌いで注目されることが好きだった私。

どんな小さなことでも積極的にチャレンジをし、何事にも全力で取り組んでいました。

その結果、コンテストやコンクールなどで入賞したり、表彰されることもたくさんありました。

選ばれる、という経験をたくさんしてきたことで、「私はすごい」「特別だ」「他の人には無いものを持っている」と心のどこかで思っていたのだと思います。

一般企業で働くということはその他大勢の1人になってしまうこと。
みんなと一緒であるということは特別では無くなってしまうということ。

だからこそ、企業の一員として働くのではなく、個として注目され続けるような人生を歩んでいきたかったのかもしれません。

でも現実は、注目されるような何かがあるわけでも無く、普通に就活をして会社員になる道しかありませんでした。

そんな理想の自分と現実とのギャップに直面し、当時の私は現実の自分と向き合うことから逃げてしまったのでした。

就職活動をしているということ自体、私にとっては自分に何もないということを認めているようなものでした。

就職活動をしている自分への憤りから、1分1秒でも早く就職活動を終わらせたいと思ってしまったのです。

人と話すことが好き→営業
イメージできる業界→不動産、インテリア

自己分析もそこそこに、早い段階で就活の軸を確定させました。

現実から目を逸らし、暮らしに関わるものを扱う企業で営業がしたいと自分自身に言い聞かせ、早々に内定を貰い、就職活動を終えたのでした。

エピソード5:【どん底】

とはいえ、いつまでも「会社員は嫌」と思っていても仕方がありません。

そんなことを思っていても、生きていくためにお金は必要ですし、他にお金を稼ぐ手段もありません。

どうせやるなら全力でやろう

そう思った私は、入社当初はやる気と希望に満ち溢れていました。

希望の営業部署への配属も決まり、「トップ営業マンになってやる」という情熱を持ち、仕事に励みました。

ところが入社して1年半が経った頃、
いつものように営業に向かっている車の中で、突然涙がこぼれ落ちました。

次の日も、その次の日も会社から出て1人になると涙が出る

そんな状態がしばらく続きました。

でも、涙が出る原因が自分でもわからない
そのことが当時の私にとっては1番辛いことでした。

会社を辞めたいと思っても辞めてどうするかもわからない。

辞めても地獄、辞めなくても地獄。

途方に暮れていたそんなある日、同期が転職をしたのです。

最低でも3年は続けないと
そう思っていた私はどこか救われたような気がしました。

でも、当時の私には他にやりたいことも、転職する勇気もありませんでした。

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